『５領域についてとハートフルデイの療育』

2024.3.15

　平素はハートフルデイの療育活動にご理解とご協力をいただき感謝申し上げます。
　新年度がいよいよ始まります。希望と期待と不安と、様々な気持ちをお子さんだけでなく保護者の方も抱えながらスタートをすることかと存じます。毎年この時期はハートフルでの活動中も不安な気持ちに引っ張られて落ち着かず覚醒が不安定になるお子さんが少なくありません。また春の陽気はフワフワと飛んで行ってしまいそうな陽気です。今まで寒さで抑圧されていたものが解放されて地に足のつきにくい時期でもあります。そういう時期であると私たち療育士も把握しております。落ち着くまで根気強く関わってまいりますので、温かい目で見守っていただけますと幸いです。
　３年に１度、児童福祉は改正があります。ちょうど令和６年度から新しい内容になります。その中で「支援において、５領域を全て含めた総合的な支援をする」という言葉が新たに付け加えられました。５領域とは「健康・生活」「運動・感覚」「認知・行動」「言語・コミュニケーション」「人間関係・社会性」の５つのことです。今回の個別支援計画からその旨記載をさせていただいております。今までに書かれていない事も記載されておりますが、支援そのものは大きく変わることはありません。私たちの療育は全ての領域に繋がっていると考えております。運動療育ではありますが、マンツーマンであることの強みを生かし、お子様たちの様々な発達と成長に携わらせていただきたく存じます。また、園や学校との連携も保護者様からのご要望がございましたら積極的に行ってまいります。こちらも遠慮なくお声掛けいただけますと幸いです。
　今年度も子どもたちの笑顔のために、保護者の皆様と協力して進んでまいりたいと思います。大変お世話になりますが、どうぞよろしくお願いいたします。