『各種訓練について』
2023.6.15
平素はハートフルデイの療育活動にご理解とご協力をいただき感謝申し上げます。
年に2回、利用者の方々にもご協力いただき地震と火事を想定した避難訓練を行っています。今年度はそれとは別に職員のみで警察署の方をお招きし、不審者対応についても学ばせて頂きました。学校でも年に1度、不審者対策の訓練を行っています。保育園や幼稚園でも必ず職員は不審者対応について万が一のときどのように動くのかを決めています。
どのような不測の事態についても、「いつもと違う状況」についてパニックになってしまうことは大人でもあります。まして特性の強いお子さんは大きなパニックに繋がってしまう可能性があります。サイレンやブザーの音、大人の怒号などに固まってしまうお子さん、泣き出してしまうお子さん、暴れてしまうお子さん、表出の仕方は違うかと思いますが「どうしていいかわからない状況」はパニックを誘発しやすくなります。ですから学校では毎月様々な想定で訓練を行います。毎年、何年生になっても何度も行います。それがどういう事なのかを学び続けます。実際に3.11の際、避難訓練を行い続けた意味を知ることになり、また、それだけでは足りない事も知りました。子どもたちが避難訓練通り静かに校庭の真ん中に座っている風景を私は一生忘れません。
そして今回の不審者訓練ではその場にいる職員全員が冷静に連携を取って対応しなければいけない事を学びました。何もないことが一番ではありますが、有事の際は保護者の皆様にお子様の安全確保だけではなく、場合によっては警察への通報などお願いすることもあるかもしれません。その際はご協力いただけますと幸いです。
次回の避難訓練は秋を予定しております。避難訓練を行う時間帯に該当しますご利用者様には改めてご協力のご依頼をいたします。その際はどうぞよろしくお願いいたします。