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 『一番過敏のわかりやすい触覚について』

2022.6.15


 平素はハートフルデイの療育活動にご理解とご協力をいただき感謝申し上げます。
 南青山校の管理者の奥でございます。今回は私が前職保育園の先生だった頃の体験談を紹介します。私は保育士として、0歳児・1歳児クラスを5年間担任しました。当時、特に感覚統合について学んではいませんでしたが、園児たちを安心させるために現場の保育士が行っている活動が、実は感覚統合理論に基づいていたことに気づきました。具体的には以下の事例です。
 1つ目は園児の体幹をギューッ、ギューッとハグやマッサージをしたり、手や足にキュッ、キュッと掌で圧刺激を入れると、園児は気持ちよさそうな笑顔になる。2つ目は園児を抱っこして縦揺れや横揺れをすると、園児は楽しそうな笑顔になる。3つ目はお昼寝の際、泣いている園児の全身をゆっくりと一定のリズムでさすったり撫でたりすると、園児は徐々に泣き止み、情緒が落ち着く。
 今になって思えば、1つ目は固有感覚入力、2つ目は前庭感覚入力、3つ目は触覚入力であり、それらの感覚入力によって保育士が園児の情動にプラスの影響を与えていた因果関係が理解できます。
 ハートフルデイに入職して感覚統合を学び、保育士として行っていた活動が、実は科学的根拠があったことに驚きました。
 手を繋ぐ。ギュッと抱きしめる。抱っこして身体を揺らす。いい子いい子する。保護者の皆様が日頃行っている愛情表現の中にも、感覚統合の要素が多くあると考えます。もし、そのことに気付かれましたら、その時のお子様の様子を職員にお知らせくださいますと幸いです。お子様の感覚の理解ならびにお子様の健やかな発達と幸せのために、ともに取り組んで参りましょう。
 
 

 ハートフルデイ南青山 管理者 奥俊郎

 

 

 
  
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