『その先の未来を見つめて』
2023.9.15
平素はハートフルデイの療育活動にご理解とご協力をいただき感謝申し上げます。
先日、ハートフルデイを卒業したお子さんが教室を訪ねてきてくれました。ハートフル卒業時に小学生だったそのお子さんは今や中学生。立派に成長した姿を知り、月日の流れを感じます。こうやって巣立っていった子どもたちが元気に今を過ごしている事を知ると、私たち療育士はとても嬉しく思います。同時に、自分たちのやってきたことが間違っていないという自信にもなります。
ハートフルデイは感覚の土台を整えていくことを第一にしている児童通所施設です。子どもたち一人ひとりの特性を踏まえたマンツーマンの療育で、感覚を整え、生活しやすい身体にしていくよう支援しています。
私たちは感覚への気付きや体の使い方を 1 年 2 年という時間をかけてしっかりと育んでいきます。もしかするとすぐに成果がでなく、もどかしさを感じることがあるかもしれません。しかし繰り返し継続することで、確実に少しずつ変化が出てきます。子どもたちは毎回の療育において成功体験を積み重ね、自己肯定感を高め、次の段階へステップアップしていくのです。まさに会いに来てくれたお子さんはハートフルデイに長く通い、節目で卒業をし、その後のステップアップした姿を見せてくれました。
整えていくには時間も根気も必要です。これで良いのかと悩むことも多くあります。けれど、私たちは1人ではありません。療育士一同、保護者様と手を取り合い、共に成長していき、子どもたちの将来をより良いものにしていきたいと考えております。
もしこれから先の未来のどこかで「ハートフルデイに通って良かった」と思っていただける瞬間がありましたら、これほど嬉しいことはありません。そう思っていただけるよう療育士一同一丸となってお子様の成長のために取り組んでまいります。下半期もどうぞよろしくお願いいたします。