『ワーク・ライフ・バランス』
2021.2.15
平素はハートフルデイの療育活動にご理解とご協力を賜り、感謝申し上げます。
ワーク・ライフ・バランスとは、厚生労働省の定義によると、「仕事」と「生活」の調和が取れ、その両方が充実している状態を意味します。仕事と家庭生活は互いに影響を与え合っているため、どちらも良好な状態でありたいものです。
ハートフルデイは、児童に質の高い療育を提供するため、子と親と職員がともに成長し幸せになるために、会社として職員のワーク・ライフ・バランスを充実させ、療育中の集中力・観察力・共感力を高め、児童の発達に寄与したいと考えています。
保護者様の感覚統合療育へのご理解とご協力を賜り、子どもたちが、以前は出来なかったことが、出来るようになり、変化や成長が実感できる場面に日々遭遇しています。実は、このような児童の変化は、即座に、スタッフミーティングにて共有されています。子どもたちの成長こそが職員のやりがいであり喜びであるため、施設を代表しまして、保護者の皆様に感謝申し上げます。
ワーク・ライフ・バランスは職員の離職率にも影響を与えます。日本における新卒の3年以内離職率は全産業で33%、医療福祉分野では38%と発表されています。(出典︓新規学卒者の離職状況 厚生労働省2020年10月公表)一方、ハートフルデイの3年目の新卒の離職率は0%であり、子どもたちの心の安定に不可欠な継続的支援の実現に繋げています。引き続き、保護者様のご協力を仰ぎつつ、会社として職員の定着と支援の質の向上に重要であるワーク・ライフ・バランスを充実させます。
私たち大人が日々の仕事や生活に感謝し、楽しんでいる姿を通して、子どもたちが自分が属する社会は温かくて、自分たちの未来には希望があると思えるように、これからも、施設として努力して参ります。