身体図式の獲得と社会性を育むことを目的としたマッサージとストレッチ
2019.1.15
ハートフルデイでは療育の中で、マッサージやストレッチの提供によって、子どもたちに固有感覚入力を行い、明確になっていない身体図式を獲得させ、時間をかけて少しずつでも筋緊張が高まることを目的として療育活動を行っています。
具体的にはゆっくりとしたペースでマッサージやストレッチを行い、自分の身体のイメージや手の長さや足の長さ、背中の位置やお腹の位置や足の指などを把握できること、すなわち身体図式獲得の支援を行っています。
また、療育士から筋肉に圧刺激を与えられることによって、低緊張の児童の筋肉の緊張が高まる経験の積み重ねを通して、活動の実感や注意の持続が可能となる身体作りに取り組んでいます。
更に、マッサージには頭をすっきりとクリアにさせる働きや、親子で取り組むことにより、スキンシップを通じてオキシトシン(別名、愛情ホルモンや絆ホルモンとも言われています)を分泌させ親子関係を良好にさせる効果も期待できます。
日々の療育への積極的な参加など、保護者の皆様のご理解とご協力に深く感謝しています。
ハートフルデイ 代表 西崎伸彦